3. プリンタサーバとしての設定
3.1. プリンタの共有設定
「設定」 > 「プリンタ」を選び「プリンター」ウインドウを表示する。「サーバー」 > 「設定...」で下図のように共有できるよう設定する。さらに、「プロパティ」 > 「ポリシー」で共有するにチェックする。
3.2. 同一ネットワークからの印刷を許可する
$ sudo gedit /etc/cups/cupsd.confで以下の箇所に追記する(赤が追記箇所)。
<Location />
# Allow shared printing...
Order allow,deny
Allow @LOCAL
Allow 192.168.11.0/24
</Location>
cupsd.confの編集後、cupsを再起動する。
$ sudo /etc/init.d/cups restart
「設定」 > 「プリンター」でダイアログを開き、「サーバー」 > 「接続...」を選ぶ。
「CUPS サーバーに接続」ダイアログで、「CUPS サーバー:」を「/var/run/cups/cups.sock」を選ぶ。「接続」を押す。
これで他のPCから印刷ができるようになった。
参考:
4. Windows7からの印刷
いよいよ、クライアント側(Windows7)から印刷をしてみる。「デバイスとプリンター」を開く。「プリンターの追加」を選ぶ。
「ネットワーク、ワイヤレスまたはBluetoothプリンターを追加します」を選ぶ。
「探しているプリンターはこの一覧にはありません」を選ぶ。
「共有プリンターを名前で選択する」に「http://192.168.11.11:631/printers/DCP350C」を入力。(この例は、プリンタサーバのIPアドレスが192.168.11.11の場合。)
「プリンターの追加ウィザード」では「製造元」に「Brother」を「プリンター」に「Brother DCP-350C Printer」を選ぶ。
必要に応じて、テストページを印刷する。
ここまででWindows7から印刷する環境ができた。
次はiPad、Android、Ubuntuから印刷してみる。
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